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白井市は千葉県の北西部、東京都心から25km圏内に位置する市ですベッドタウンとして開発が進み人口が増加しましたが、北部には豊かな自然も多く残り、都市と自然のバランスがとれた開発が進められ、東洋経済新報社による住みよさランキングでは上位に位置しています。果樹栽培が盛んで、耕地面積の1/3を果樹が占めています。主な生産品はナシ・ブドウ・キウイフルーツ・クリとなっています。中でもナシ栽培は栽培農家数・栽培面積・生産量とも県内最大です。市のマスコットキャラクターもナシを擬人化したなし坊ファミリーとなっています。白井での梨づくりは、明治38年に鎌ケ谷から移住した浅海久太郎氏が梨の正木20本余を白井木戸に植えたことから始まりました。白井で最初に植えられたという梨の原木の土佐錦は、現在、市役所のロビーに展示されています。樹齢100年を越すその大木は、白井における梨づくりの歴史の古さを伝えています。平塚にある滝田家住宅は国の重要有形文化財に指定されています。江戸時代以来、滝田家は平塚地区の船戸に居住を続け、滝田家住宅は建築手法や各種資料から見て17世紀中頃から後半に建てられたと推定され、建てられてから300年以上の年月が経過しています。現在、千葉県内に所在する国指定重要文化財の古民家で居住を続けているのは、滝田家のみです。2002年から始まった二十祭は新成人主催によるまちおこしイベントです。来場者数は4000人程で、新成人中心にかつぐ御神輿や景品争奪イベント、フリーマーケットの開催などが行われます。

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