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岐南町は、岐阜県南部の「羽島郡」に属している町です。「南町」は広大な「濃尾平野」の北部に位置しており、なだらかな平坦地に広がる町となっています。総面積は7.9km2で、北側と西側は「境川」をへだて「岐阜市」、東側は「各務原市」、南側は「笠松町」に接している。国道21号線(※岐大バイパス)、国道22号線(※名岐バイパス)、国道156号線(※岐阜東バイパス)が交差する「岐南IC」は県内では最大の交通量があり、隣接している「愛知県」との重要な玄関口でもあります。町の東部には「東海北陸自動車道」の「岐阜各務原IC」があり「奥美濃」・「飛騨」方面や、「東名・名神高速道路」に容易にアクセスが可能となっています。近年国道沿いを中心に、民間の経済活動が活発しています。目立っている産業は特にありませんが、岐阜市周辺の人口比重南下に伴い更なる発展が展望されています。2006年度からは「地方交付税不交付団体」になりました。

町の木は「もちの木」、町の花は「菊」、町のマスコットキャラクターは「ねぎっちょ」です。岐南町役場の所在地は、岐阜県羽島郡岐南町八剣7丁目107番地 電話058-247-1331(代表)です。

1897年(明治30年)4月1日に「野中村」・「三宅村」・「伏屋村」・「若宮地村」・「平島村」が合併して「上羽栗村」となった。その後「下印食村」・「徳田村」・「上印食村」・「薬師寺村」が合併して「八剣村」となりました。1956年(昭和31年)9月26日に「八剣村」・「上羽栗村」が合併して「岐南村」となり、同年10月1日に町制が施行され「岐南町」となった。当初は「羽島郡」の4町での合併が挙がっていましたが、「柳津町」の反対意見により頓挫した。その為、「川島町」と同様に「各務原市」との合併協議に参加するも、住民投票で「岐阜市」との合併協議に変更されました。だが「岐阜市椿洞」にて発生した「産廃不法投棄問題」及び岐阜市との合併協議に参加していた「羽島市」・「笠松町」・「北方町」の住民投票による離脱の影響により合併を断念し単独の道を歩みだした。

特産品である「徳田ねぎ」は、岐南町の「徳田」や「上印食地域」を中心に生産されている伝統のある野菜であります。江戸末期に「尾張」で栽培されていた「ねぎの種子」を譲り受け、「八剣村(※現・岐南町)」の村人が「徳田ねぎ採種圃」を設置した。そこで収穫した種子を近隣の農家に無料で配布した事によって、付近一帯に普及したのが「徳田ねぎ」の始まりと云われています。近年では「中京圏」の物流エリアとして「物流施設」や「各種工場」の設備投資が多く発展が著しい。

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