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登別市は、北海道の南西部に位置し、形状はほぼ菱形を成している市です。市の木はプラタナスで、市の花はキク、市の花木はツツジです。市名はアイヌ語の、ヌプル・ペッ(色の濃い・川)に由来しています。石灰質のカルルス温泉が川に流れ込み色が白く濁っていることからこの名がつけられています。
明治2年に太政官布告により仙台藩白石城主の片倉小十郎邦憲が幌別郡の支配を命ぜられました。明治39年には幌別鉱山の開発が本格的に進み、金、銀、銅、硫黄の採掘が行なわれ、硫黄は大正5年から大正8年にかけて日本一の産出量でした。昭和36年に登別町と変更し、現在の形となります。支笏洞爺国立公園の中核に位置し、市の北東部に観光地として登別温泉、カルルス温泉があります。南西部は室蘭市に続く工業地帯の一部であり、室蘭市の衛星都市となっています。

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