夕張市で探偵、興信所をお探しの方、お困りの方、社団法人探偵協会にお任せください。
夕張市は、北海道のほぼ中央、空知地方の南部に位置し、東西24.9キロメートル、南北34.7キロメートル、面積763.20平方キロメートルの市です。市の木はサクラで、市の花はツツジです。地名はアイヌ語のユーパロ（鉱泉の湧き出る所）から由来しています。明治7年、アメリカ人鉱山地質学者ベンジャミン・スミス・ライマンの探検隊が夕張川上流の炭鉱地質を調査、その後明治21年、道庁の技師坂市太郎が志幌加別川の上流で石炭の大露頭を発見したことから炭鉱の街夕張の歴史が始まりました。明治24年の炭鉱開始以来、炭鉱の街として栄え、昭和18年には市制が施行されました。一時は大小24の鉱山、人口12万人を数えましたが、昭和40年代に入って次々に閉山。炭鉱の街夕張としての歴史に幕を閉じました。現在、石炭の歴史村にある石炭博物館、炭鉱生活館、模擬鉱などに、炭鉱の街夕張の歴史や生活が再現されています。炭鉱に替わって夕張の顔となったのが観光です。かつての炭鉱跡地を利用し、昭和58年にオープンした石炭の歴史村をはじめ、北海道屈指のスキー場マウントレースイ、ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭をはじめとする多彩なイベント、全国的にその名を知られる銘産夕張メロンを原料とした特産品開発、雄大な自然環境の利用など、いち早く新たな街づくりに着手、北海道に数ある元・炭鉱の街の中で、最も活性化された街として注目されています。観光産業は市に巨額の負担を強いており、市財政の悪化が表面化したことにより、2007年3月6日をもって財政再建団体に指定され、事実上財政破綻しました。財政再建と町おこしを進めているが、現在も厳しい状況にあります。
