高砂市で探偵、興信所をお探しの方、お困りの方、社団法人探偵協会にお任せください。
高砂市は、兵庫県の播磨南東部に位置する市となっています。昭和29年に「高砂町」・「荒井村」・「伊保村」・「曽根町」の4町村が合併し「高砂市」が生まれました。その後、1956年（昭和31年）に「阿弥陀村」・「米田町」の2町村の合併、その翌年には「北浜村」を併せ現在の「高砂市」なった。市内には、「高砂神社」・「生石神社」・「鹿嶋神社」・「曽根天満宮」・「十輪寺」等の社寺や石の宝殿などの史跡も数多く点在しており、市内各神社の秋祭りなどの行事には多くの観光客が訪れています。
姫路城主「池田輝政公」が1601年（慶長6年）に、加古川の流れを高砂に導いて加古川舟運の河口港を開きました。その後、「本田忠政公」により本格的な町作りが発足され、加古川流域の物資の集散地になってからの事である。この頃には、付近の村々で米作りの他に「製塩業」・「綿業」・「採石業」等の地場産業が発達して、商品流通も盛んに行われていた。「曽根町」の山麓に、縄文時代の「貝塚遺跡」・「日笠山貝塚」があります。「播磨国風土記」にある説話の舞台「南毘都麻島」を現在の高砂近辺と比定する研究がされています。市内各所では数多くの古墳が発見され、市内にある山から切り出されたものと考えられる「石棺」も出土されています。同質の「凝灰岩製石棺」は畿内各地に流通していたものと考えられており、奈良県の「見瀬丸山古墳」や、大阪府の「墓山古墳」でも発見されているそうです。平安時代までには、寄港地として船の停泊が盛んとなり、「高砂泊」と呼ばれる漁業や物流の拠点が成立ました。この港は、現在の「加古川市尾上町」にあったのではないかと云われています。鎌倉時代には、塩田による塩の生産が始まった。室町時代より「梶原氏」が代々城主を務めた「高砂城」は、戦国時代の「三木合戦」の時に「別所氏」側の兵糧供給拠点となったが、1577年（天正5年）高砂城の戦いで、羽柴秀吉（後の豊臣秀吉）によって落城させられてしまう。「姫路藩」成立後には、加古川流域の開発事業として、現在の「高砂町」地域への港の移設と区画造成が開始されました。その後、江戸時代を通じて「高砂」は加古川の舟運をベースにした物資の集散地として繁栄し、更には御用蔵を設けた「藩の拠点都市」として繁栄した。維新後には、工場用水が豊富で、そして海岸が最も埋め立てに適している遠浅でもあった事から工場の立地が進みました。第二次世界大戦までは「軍需産業」が盛んであった。戦後は、軍需工場の払い下げ地や重化学工業分野の工場が数多く進出しました。1960年（昭和35年）には、県の事業によって約280万m2の海岸が埋め立てられ「播磨臨海工業地帯」の中核の1つとして財政的な発展をとげました。
市の花は「菊」です。市章は、高砂市の「高」を最大限簡略化したものとなっており、円形なのは「平和」を表しており、中央に突出しているのは伸びゆく高砂市の推進力を表しているそうです。
おめでたい謡として結婚式では欠かせない謡曲「高砂」は、「室町時代」に能を完成させ「謡曲の神様」ともいわれる「世阿弥元清」の作品で知られています。
「相生の松」と呼ばれている「松」は、日本各地に点在していますが、高砂市の「高砂神社」にある「松」が全国的に有名です。松は「永遠」や「長寿」を象徴する事から「相生の松」は「縁結び」・「和合」・「長寿」の象徴とされています。「雌株」・「雄株」の2本の松が寄り添って生えており、1つの根から生え出た松のことを言います。能「高砂」では、高砂の松と住吉の松とが「相生の松」であるとされ「夫婦和合」を歌われています。
高砂市の水産業は、「高砂港」・「伊保港」・「曽根港」といった漁港があります。特産品にもなっている「アナゴ」の水揚げが盛んで、アナゴを主とした料理メニューが多くあります。農業では、蓮根（レンコン）の栽培が盛んとなっています。農産物の中では出荷量がかなり多いのがこの蓮根であるそうです。「れんこんチップス」は、蓮根を油で揚げた手作りのチップスを売り出しているとか・・・ご当地グルメ」では「焼き穴子」・「高砂にくてん」・「かつめし」・「柏餅」があります。
