伊丹市で探偵、興信所をお探しの方、お困りの方、社団法人探偵協会にお任せください。
伊丹市は、「大阪国際空港」敷地の大半を擁する20万人都市であり、「大阪」及び「神戸」の衛星都市、ベッドタウンの1つとされています。一説では「清酒発祥の地」と云われています。
伊丹市松原では1960年代に、弥生土器が地下10m程度から出土され、その腹部にノギのついた籾の圧痕が残っていました。この土器は、畿内の「弥生時代第Ⅴ様式」で後期に属しているもので、今から1,600年前のものと考えられています。市の名前は、摂関家領橘御園を鎌倉時代から管理していた「伊丹氏」の名に由来されているものと考えられている。伊丹市は、古くは「摂津国」の「西摂」と呼ばれていた地域であり、伊丹城（有岡城）の城下町としても知られています。江戸時代の「伊丹」は約40の村に分かれていて、そのうち有岡城の城下町であった「伊丹村」から「植松村」までの南北に連なる15ヵ村は、一続きの「伊丹郷町」となり、その大半を都の公家の筆頭に位置する「近衛家」が支配していた。
明治時代には、政府が「藩」制度を廃止し「府」と「県」としようとする「廃藩置県」によって「摂津国」は大阪府と兵庫県に分けられ、その際に「伊丹郷町」は兵庫県に編入されたとの事である。1889年（明治22年）には「川辺郡伊丹町」が誕生し、1940年（昭和15年）には「伊丹町」と「稲野村」が合併して、県内で7番目、全国で174番目に誕生した市となった。1947年（昭和22年）には「神津村」と合併し、1955年（昭和30年）に「長尾村」の一部を編入し現在の市域となりました。
市の木は「楠」、市民の花は「ツツジ」、市の鳥は「鴨」となっています。市の木である「クスノキ」は、1970年（昭和45年）に、市内の小中学校の理科担当教諭等で作る協議会が市民の意見を募り選定されました。又、県の天然記念物にも指定されており、「法巌寺」の大クスノキは、高さ28m、樹齢500年～1000年とも云われています。市民の花である「ツツジ」は、1970年（昭和45年）に、市内の小中学校の理科担当教諭等で作る協議会が市民の意見を募り選定した。「緑ケ丘公園や昆陽池公園」・「瑞ケ池公園」・「千僧浄水場前」・「伊丹スカイパーク」等に数多く植えられている。市の鳥である「鴨」は、1970年昭和45年、同じく市内の小中学校の理科担当教諭等で作る協議会が市民の意見を募り選定しました。「昆陽池」では毎年秋になると、北から数多くの「野鴨」が飛来してきます。11月中旬～2月中旬にかけて約3,000羽の野鴨が羽を休めています。
伊丹市の市章は、「近衛家」の家紋であったものを伊丹市が許諾を得、1943年（昭和18年）1月4日に正式に制定さました。市旗は「伊」と「鳥」を合わせたものを1980年（昭和55年）11月10日に制定されました。
鴻池稲荷は「鴻池善右衛門」による清酒「鴻池流」発祥の地で知られており、又、鴻池財閥の原点でもあるそうです。江戸末期、200以上もあった銘柄のうち、伊丹市内に残っている清酒は3つだけとなっていますが、江戸で「丹醸」とも言われ上質酒の代名詞であった伝統の味を受け継がれています。「こぼれ梅」はミリンのしぼり粕で、芳醇な酒の香りと甘さが特徴的です。清酒醸造が盛んだった江戸後期の伊丹を主に生産されていてました。
