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三重郡川越町は、三重県の北部に位置している町で、北側は「員弁川(※町屋川)」を境に「桑名市」に隣接しており、南側は「四日市市」、西側は「朝日町」に接し、東側は「伊勢湾」に臨んでいる。町の中心部から「名古屋市」までの距離は約30km程度、「四日市市」の中心部までの距離は約8kmとなっています。「鈴鹿山脈」を源とする「朝明川」・「員弁川」の両河川の流出土砂によって形成された起伏のない「沖積層地帯」となっており、標高は約0~5mの平坦地であります。「中部電力」の川越火力発電所、伊勢湾岸自動車道の「みえ川越IC」を擁する。三重県内では隣接する「朝日町」に次ぎ総面積が小さい町でもあります。川越町の面積約半分は、江戸時代に「桑名藩領」だった頃に「新田開発」により開発された「伊勢湾の干拓地」であります。

町の木は「クロガネモチ」、町の花は「水仙」、町の鳥は「ツバメ」です。川越町役場の所在地は、三重県三重郡川越町大字豊田一色280番地 電話059-366-7112です。

町名の由来は「朝明川」を挟んだ北部(※豊田一色村・南福崎村・上吉村・北福崎村・亀須村・亀崎村・当新田村)と、南部(※豊田村・高松村)の9村同士が、文字通り川を越えた後に合併し、1つの村になり「川越村」が成立したそうです。

「中部電力 川越発電所」が立地される以前まで盛んだった地域産業「海苔養殖」。数多くいた漁民が「南福崎地区」・「亀崎地区(※亀崎新田)」・「上吉地区」の住民に中部電力から多額の保証金が支払われたそうです。「川越漁港」は「亀崎新田」にあり明治時代に完成しました。「亀崎新田」の伊勢湾地先の水面を船を溜める港として使用されました。1912年(明治45年)に「川越村」の「村会議員」・「実業家」で有力者であった「山下 清助」氏が、私有財産を寄付し泊地の浚渫工事を行なわれた。その後、浚渫土砂を利用し「土堤」を構築する工事で「川越漁港」の改修工事が行われた。

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