大野郡白川村で探偵、興信所をお探しの方、お困りの方、社団法人探偵協会にお任せください。
白川村は、岐阜県北西部の「大野郡」に属している村です。北側は「富山県」、西側は「石川県」に接している山村であります。又、急峻な山々に囲まれており、北を「人形山」により「富山県」の「五箇山」と区切られており、村の約96%が山林、農耕地は0.4%という典型的な山村となっています。山々の間を縫うようにして「庄川」が流れていており、「庄川」沿いの僅かな平坦地に集落が散らばっています。
気候は「日本海側気候」となっており「特別豪雪地帯」です。この様な風土により「合掌造り」という非常に珍しい家屋が生み出されました。この「合掌造り集落」は「世界文化遺産」にも登録されています。「白山国立公園」の山並みを背景としたその姿は、村の「観光資源」としても重要視されています。また「庄川」の上流には「白水湖」が存在し「御母衣湖」という「ダム湖」があります。
村の木は「ブナ」、村の花は「白山シャクナゲ」です。白川村役場の所在地は、岐阜県大野郡白川村鳩谷517 電話05769-6-1311です。
1875年（明治8年）の町村制施行が行われ「芦倉村」・「有家ヶ原村」・「飯島村」・「牛首村」・「内ヶ戸村」・「大窪村」・「大牧村」・「尾神村」・「荻町村」・「加須良村」・「小白川村」・「木谷村」・「島村」・「椿原村」・「野谷村」・「鳩谷村」・「平瀬村」・「福島村」・「馬狩村」・「牧村」及び「御母衣村」が合併して出来ました。以前から「飛騨国」の庄川流域は「白川郷」と呼ばれており、その内「下白川郷」と呼ばれる北にある「川下側」が「白川村」、「上白川郷」と呼ばれる南にある「川上」が「荘川村（※現高山市）」となりました。飛騨地域全ての各市町村で結成された「飛騨地域合併推進協議会」にも参加したが、「南砺市」との結びつきや「世界遺産」でもある「白川郷」のイメージを損ねてしまっては困るという内外の声もあり、2003年（平成15年）に離脱し単独村制を維持する事となった。現在では岐阜県北部の「飛騨地域」では唯一の町村となっている（※その他の町村は合併によって「高山市」・「飛騨市」・「下呂市」）。「合掌造り集落」がもたらす観光関連収入によって「財政状態が良好」である事が非常に大きいといえる。
以前より「合掌造り集落」は観光地として全国的に知られていましたが、「世界遺産」登録以降は数多くの観光客が訪れるよ様になりました。この時の盛況ぶりが観光関連収入を生んできた反面に、観光客が合掌造りの家に勝手に上がり込んで写真を撮る等といった「マナー違反者」が続出したり、合掌集落の住民達が勝手に自宅内等で土産物屋や有料駐車場を開設した為、「世界遺産」登録がいつか取り消される事となってしまうのではないか（※世界遺産はあくまで「保護・保存」が目的で「観光地化」はその趣旨に反しうるとのこと）、又、観光地化によって「素朴さ」や「日本の原風景である」ことが損なわれ魅力が低下しているのではないかという危惧を生んでいるとのことである。
