余市郡余市町で探偵、興信所をお探しの方、お困りの方、社団法人探偵協会にお任せください。
余市郡余市町は、北海道後志総合振興局管内、積丹半島の東の付け根に位置する町です。町の木はリンゴで、町の花はリンゴの花、町の鳥はカモメです。余市町はニシン漁により発展し町の基礎を築いてきましたが、ニシンは昭和29年の漁を最後に余市湾への回遊が途絶え、今では幻の魚となってしまいました。現在は、ニシンに代わって、えび、いか、かれい漁などが盛んに行われ、また北限の鮎の生息地でもあります。果樹の栽培が明治初期から試みられた結果、リンゴ、ブドウ,梨などの生産では全道一を誇っています。余市には、豊富な山海の幸を利用した食品加工業の歴史があります。身欠きニシンや燻製など各種の水産加工製品、そしてワインやウィスキーの醸造業も盛んです。1934年にニッカウヰスキーが創業した地としても知られ、スコットランドの情緒あふれる余市蒸留所は今でも伝統的な製造法を守っており、観光名所となっています。創業者の竹鶴政孝は、気候がスコッチウイスキーの王国スコットランドに似ていたことと、ウイスキーの製造に欠かせないピートが入手できたことから、この地を選んだと言われています。