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南巨摩郡南部町は、山梨県の最南端に位置している町です。町の約9割が森林地帯となっており、宅地と農地を合わせた比率は4%にも満たしていません。標高は150m前後と山梨県では一番低い位置にある上静岡県に近い事から、平均気温は15度と温暖で降水量も多いです

町の西側には、十枚山(標高1,726m)や「篠井山(標高1,394.4m)等の身延山地となっており、東側には思親山(標高1,031m)等の天子山地に挟まれています。町の中央部には「富士川」が縦断する様に流れれており、陸奥国の南部氏の発祥地として知られ「江戸時代」には舟運で栄えていました。

町の木は「檜」、町の花は「紫陽花」、町の鳥は「メジロ」となっています。

古代の律令制下では、富士川右岸が巨摩郡河合郷に、左岸が八代郡河合郷に比定されます。中世には甲斐源氏の一族である「加賀美遠光」の三男「光行」が南部郷に進出し、南部氏の祖となって町域には居館跡とされる南部氏館跡があります。又、鎌倉時代に「南部光行」の子実長が、波木井に居を構えた後、日蓮の弟子となり日蓮を身延に招聘しました。南北朝期には「南部一族」が奥州へ移り住み、室町期には代わって甲斐守護「武田一族」の穴山氏が河内領へ進出しました。穴山氏は初めは南部を拠点としていましたが、戦国期に下山(身延町)に本拠を移転しました。戦国期には駿州往還の拠点として南部宿が成立した。近世には11ヶ村が成立され、富士川西部が巨摩郡西河内領に、東部が八代郡東川内領に属しました。全村が幕府直轄領、甲府藩領、再び直轄領に変遷され「上飯田代官」から「市川代官」の支配となった。

静岡県と山梨県の県境の位置にあるに富沢町、国道52号沿いを走っていると、巨大な筍のモニュメントが目印でもある、平成5年に建設省から山梨県内第1号の「道の駅」として認定された道の駅「とみざわ」があります。南部町は筍の特産地となっており、筍のシーズンでは、土曜日・日曜日、祝祭日に施設内の食堂にて筍メニューが存分に味わえる事が出来ます。

南部の火祭りは、山梨県南巨摩郡南部町を舞台に、毎年8月15日に開催されるお祭りとして全国に知られています。盆の送り火と川供養の奇祭であると同時に、稲穂を病害虫から守る為の虫送りの意味も込められていると古くから云われています。派手にオープニングを飾る「投松明」や「灯篭流し」等が祭りの主となっており、クライマックスは、富士川の両岸約2kmに並ぶ108個のかがり火が一斉に点火され両岸で燃え上がり夜の闇を真っ赤に染めとても幻想的です。

最恩寺は、山梨県が指定する「絹本着色穴山勝千代画像」を所蔵している事で有名です。室町時代の応永年間に「後朱雀天皇」の御代の開創にて本町最古の建立と云われた「天台宗」から「臨済宗」へ転宗した、臨済宗妙心寺派の寺院です。山号は福士山で、本尊は釈迦如来となっており仏殿は重要文化財として指定されています。この仏殿は「中国宗時代」の仏殿建築の手法をそのまま移して建てられたもので典型的な唐様式となっています。穴山勝千代(武田信治)は、甲斐国の戦国大名「武田信玄」の娘婿である穴山信君(穴山梅雪)の息子で、武田信玄の外孫にあたる安土桃山時代の武将です。勝千代は幼名で名は「信治」とされていますが定かではありません。勝千代は穴山信君が「本能寺の変」に際して横死したのに続き、天正15年に病死し断絶しており、勝千代の母・見性院(信玄の娘)は当寺を勝千代の菩提寺として1589年に再興していそうです。

佐野川温泉は、佐野川沿いの一軒宿として知られています。硫黄の臭いが立ちこめる源泉掛け流しのお湯です。内風呂・露天風呂とも、源泉ぬる湯と、源泉加温湯の風呂があります。内湯は源泉・加熱源泉の2種類の浴槽があり、源泉の温度は約31.5度と熱い夏に丁度良い温度です。泉質は、単純硫黄泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)・pH 9.68、無色澄明、弱硫化水素臭となっています。時間限定ではありますが「立ち寄り入浴」も受け付けているそうです。

「なんぶの湯」は富士川の東側にあり、地下1,500mから湧き出だす源は「糸魚川~静岡構造線の東側新第三紀富士川層群火山破屑岩」にあり、地中深くから湧き出る大地の恵みを存分に楽しめる駅から近い天然温泉(日帰り温泉)で有名です。大広間は140畳もあるので、ゆったりと休憩も出来ます。泉質は、pH10.3の高アルカリ性単純温泉となっており、ヌメりのある温泉は、保温効果が高く免疫力向上が望め、又、滑らかな肌になる「美人の湯」とも呼ばれているそうです。大浴場の他に、露天風呂・打たせ湯・ジャグジー・寝湯・サウナもあり、女性専用に「ミストサウナ」も設置されています。効果は神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・疲労回復となっています。

南部町の特産品は「筍」です。旬を迎える4月下旬には「たけのこ祭り」が催され、筍を使用したタケノコご飯、甘味のある採れたての筍の直売所も出るので、旬の味が堪能出来る祭りとしてとても親しまれています。

南部茶(緑茶)は、山梨県南巨摩郡南部町にて丁寧に栽培された日本茶であります。この地区で栽培されたものは、甘味のある柔らかいうま味や上品な香りが楽しめるものです。中世には、仏教の喫茶風習が関係して栽培が普及しますが、甲斐国において甲州市の「向嶽寺」や身延町の「南松院」に茶畑を記した文書が発見され、考古学的にも茶壺や天目茶碗が幾つか出土されている事から、この時代から茶栽培が広まっていたものと考えられています。戦国期に、河内領主であった「穴山氏」の文書によると贈答用として用いられていた事が事細かく記されています。

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